WiMAXを契約する際の「初期費用無料」を謳っているプロバイダーは非常に多いですが、実際のところ「初期費用」とは一体何の費用なのか?ここは実に曖昧なポイントになっています。
しかも「初期費用無料」とは言っても、実際のところは「初期費用以外の名目」で、結局は事実上の初期費用を請求されるケースがほとんどで、ここはユーザー自身が気をつける以外の術がないのが現状です。
以上の内容を踏まえた上で、この記事では初期費用が無料になるもの、事実上無料にならないものを説明していきます。
WiMAXの契約における初期費用と呼ばれているものは、各プロバイダーによって解釈がそれぞれ違うので、ここではあくまで一般的な内容をお伝えしていきます。
WiMAXの初期費用として最も一般的なものは、以下の3つの項目です。
新規回線を登録するにあたっての事務的な費用の総称で、例えばユーザーの個人情報登録や、クレジットカードの引き落とし設定などがこの項目に当てはまります。
実際にWiMAXの新規回線を開通するにあたり発生する、技術的な作業の総合的な費用がこの項目に当てはまります。
ユーザーが実際に使う、WiMAXの端末購入費がこの項目に当てはまります。
WiMAXを新規契約する場合、ほとんどの場合「回線開通作業料と端末購入費」は無料になるケースが多く(一部プロバイダー除く)実際はこのことを「初期費用無料」と謳っています。
しかし、契約事務手数料だけは無料にならないケースが多く、この費用に関しては3000円(税抜)としているプロバイダーがほとんどで、初期費用とは別にかかる費用として掲載されている事が多いです。
つまり、実際のところは、WiMAXの新規契約において「初期費用無料」の表記があっても、契約事務手数料の3000円(税抜)だけは初期費用が発生するケースがほとんどです。
付け加えと、月々の利用料の初月を無料とすることで、初期費用無料と謳っているプロバイダーも存在します。