基本的にはWiMAXは月間の通信データ量が無制限、つまりは「使い放題」を売りにしています。
実際これは本当のことで、仮に月間のデータ通信量が50GBだろうと100GBだろうと、WiMAXはデータ量が制限されることなく、追加料金がかかることもありません。
しかし、実はとある使用条件よっては、一時的に速度制限を受ける可能性があるのです。
2018年8月時点、全てのWiMAX通信サービスは「3日間で合計10GB以上の通信」を行うと、一時的に速度制限を受けてしまいます。
この速度制限を受けた場合には、3日で10GBを超えた日の翌日18時〜翌々日2時まで、つまり「合計8時間」の間は速度制限を受けることになり、その時の制限速度はおおよそ1Mbpsになります。
しかし、この1Mbpsという速度は、少なくてもホームページを見たり、SNSをするには必要にして十分な速度なので、実際は速度制限を受けるとはいっても、内容としてはかなり軽い部類に入ります(大手の携帯電話の速度制限は128kbpsです)
さらに言えば、3日間で10GB以上の通信をするというのは、一部ネットヘビーユーザーを除き、ほぼ到達することないデータ量であり、仮にYouTubeであれば3日間で合計45時間以上の動画を見ないと10GBまでは行きません。
つまり、1日あたり15時間以上の動画を見るということになるので、これは常識的に考えて、一般ユーザーが速度制限にかかることは極めて稀なケースと言えます。
なお、これは「あくまで3日間で10GBを超えた場合のみ」の話で、月間のデータ量は文字通り無制限です。
したがって、結局のところ「WiMAXは通信データ量が無制限(使い放題)である」と言っても差し支えないと言えます。