WiMAXのプロバイダー選びにおいて、おそらく最もユーザーの関心度が高いのは「キャシュバック」ではないでしょうか?
高額なキャッシュバックを目当てにWiMAXを契約するユーザーも多く、プロバイダー側もそれに応える形で「キャッシュバック戦争」を繰り広げているのが現状です。
しかし、本来WiMAXのプロバイダー選びにおいて最も大切なことは「通信サービスの質」であるはずです。
あくまで「キャシュバックは付加価値的なものである」という認識の上で、この記事を読み進めて頂ければ幸いです。
キャシュバックといえば、一般的には現金でのキャッシュバックを連想しがちですが、実はWiMAXでのキャッシュバック方法は、下記の3種類が存在します。
現在は、商品券でのキャッシュバックはごく一部のプロバイダーが実施しているだけで、ほとんどは現金、または料金割引でのキャッシュバックになっています。
旧端末の契約には高額なキャッシュバックがついていて、新端末の契約はキャッシュバック金額が少ない、、、これは非常によくあるケースですが、結論から言うと「新端末を選んだ方が賢明」です。
単純にキャッシュバック金額の高さ、つまり「金銭的なお得さ」からいえば旧端末での契約に軍配が上がりますが、前述の通り、WiMAXを選ぶ上で最も大切なことは「通信サービスの質」であり、新端末で最新の通信サービスを受けた方が、結果としては「サービス全体としてのお得さ」を受けとることが出来ます。
また、2年契約よりも3年契約の方がキャッシュバック金額が高いケースもありますが、これも「2年契約を選ぶ方が結果としてはお得」であり、成長のスピードが速い通信業界においては、3年間同じサービスを使うことは一種のリスクといえます。
また、キャッシュバック金額の高さだけにつられて、他社と料金を比較しないことも、結果としてはお得にならないケースが多いです。
なぜなら、キャッシュバック金額が高いプロバイダーは、利用料が高い傾向にあるからです。
現金キャッシュバックを受けるためには、少なくてもユーザーの口座情報をプロバイダーに送る必要があります。
この口座登録は、事実上キャッシュバックの申請を兼ねているケースが多く、ほとんどは契約後にメールにて、キャシュバック申請の詳細が送られてきます。
この申請メールを見逃したり、内容を熟読しないが故にキャシュバックを受けられず、あとあとトラブルになるケースが最近増えていますので、くれぐれも現金キャッシュバックは必ず「申請」が必要であることを常に頭の中に入れておきましょう。
これはプロバイダーの責任ではなく、ユーザーの責任として認識しておくべきです。